ベストセラーSF小説「三体」の原作者・劉慈欣による短編小説「さまよえる地球」を映画化し、中国で大ヒットを記録したSF大作「流転の地球」のシリーズ第2作。 100年後に太陽が老化によって膨張し、300年後には太陽系が消滅するという予測が立てられた。地球連合政府は1万基のロケットエンジンを使って地球を太陽系から離脱させる壮大なプロジェクト「移山計画」を始動。各国の思惑や内紛、争いが渦巻くなか、飛行士リウは亡き妻への思いを胸に宇宙へと旅立つ。一方、量子科学研究者トゥーは禁断のデジタル技術により、事故死した娘をよみがえらせようとする。そして連合政府の中国代表ジョウは、大きな決断を迫られる。 「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」のウー・ジンが飛行士リウ、「インファナル・アフェア」シリーズのアンディ・ラウが量子科学研究者トゥー、「始皇帝暗殺」のリー・シュエチェンが連合政府中国代表ジョウを演じた。前作に続いてグオ・ファン監督がメガホンをとった。